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ワンズ・ファクトリー 『女優−拘束マニア』湯川えり

 拘束面接 E




 監督は、えりの靴を脱がせると足元に膝を突き、えりの右足首を掴む。
「たとえば、こうすると」
 そう言いながら、えりの右脚をソファーの上に乗せる。右脚だけが、M字開脚の形にされる。
「もうパンツ隠せないでしょ?」
「い、いぃやぁぁぁっ!」
 えりは悲鳴のような声を上げる。それでいて、開かされた脚を閉じようとはしない。カメラに自分の白いパンティがはっきり映されていることを知りながら、えりは監督に取らされたポーズを崩そうとしない。
 どうやらえりも、羞恥プレイは嫌いでないらしい。
「うん? 恥ずかしい?」
「……恥ずかしいぃ」
 えりの足首に、縄が絡み付いてくる。どうやら監督は、ソファーの肘当てを使って、えりの脚を固定するつもりらしい。
「あの、撮影の時にね。順調にいった方がいいでしょ?」
「あ、それは、もう」
「そうだよね?」
 えりの頭が縦に揺れる。
「だからこうやって、事前に試しておいてね。大丈夫? うん。軽くね」
 言いながら、監督はどんどん縄を掛けていく。膝を曲げた形のまま、えりの脚は縄で縛られていく。
「ああ、これは……。動けないですよね」
「ねえ。よいしょ」
 えりの片脚を縛り終えた監督は、突然えりのパンティを脱がせ始めた。
「あああっ! ちょっと、待ってください」
 かまわず監督は、パンティをぐいぐい引っ張っていく。えりのお尻が丸見えにされていく。えりは自由の利く左脚を突っ張って、なんとか脱がされまいと頑張る。
「あああ、いやあぁぁ」
「ね? 身動き取れないでしょ?」
「ああ、取れないですぅ」
 言葉のマジックである。身動き取れないと言われたとたん、えりは観念してしまった。わずかに左脚の抵抗が弱まる。えりのお尻を持ち上げようとする監督に、自分からお尻を持ち上げようとさえする。
「ああ、ちょっと……」
「あ、辛い? 体。大丈夫?」
「……はい」
「あ、ごめん、これ、自前だからね。切っちゃおうと思ったけど、切っちゃったら不味いよな」
 監督の親父ギャグに、えりはまた笑わされる。
「切らないでください。ノーパン、やだ。ノーパンに、なっちゃう」
 お尻から抜けたパンティは、膝の辺りまで引き下げられる。左脚を下げると裂けそうなので、えりは脚を下げることができない。
 監督は、一度後ろに下がって、自分の縛りの状態を確認しているようだ。
「ほら、こういう状態ってのは、どう?」
 えりは、目だけで、もう許してくださいと訴えかける。
「すごく中途半端だね」
「……中途半端です」
「中途半端は、いや?」
 えりが、しまったという顔をする。中途半端でなくするというのは、つまり完全にパンティを脱がしてしまうということだ。えりは必死で頭を横に振る。
「はっきりしてほしい?」
「いやいやいやいや、良い良い良い良い」 
「やっぱり、はっきりして欲しそうな顔だな」
 言いながら、監督はまたパンティに手を掛ける。そしてそれを下にずらせていく。
「ああ、う、嘘ぉ」
 えりの脚を少し曲げさせて引く。左脚からパンティが抜き取られていく。
「ほら、縛られてるとね、こうされてもさ、どうにもならない訳でしょ?」
 言いながら監督は、左脚からパンティを完全に抜き取ってしまう。えりは、どうしようという表情で、完全に裸にされた自分の下半身を見詰めている。
 脱がせたパンティを、監督はくるっとひっくり返す。パンティはえりの右膝から外れて、縄に被さるような状態で止まった。
「ね?」
「……うん」
 えりはなんとも言えない複雑な表情で、微かにそう答えた。下を向いているのは、恥ずかしくて監督と目を合わせられないかららしい。

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